首を温めて、キレイで元気になる!
●「冷え」はどうして体によくないの?
「冷え」を生理学的に解釈すると血液の量が少ないという状態です。
血液の量が少ないということは、本来、血液が運ぶべき酸素や栄養
素を運べなくなるということ。人間の体は、食べた物を吸収して、細胞
がいろんなものを作り出し、古い物を壊したり、新陳代謝をくりかえし
ていますが、血流が悪いと、この細胞機能が落ちてしまいます。細胞
機能が落ちるということは、熱の産生ができない、つまり低体温になっ
てしまうということなのです。体の中でいろんなものを作ったり壊したり
新陳代謝をするために酵素の働きが重要なのですが、その酵素が働
くためには、最適な温度(37、8度ぐらい)が重要なんだそうです。それ
以下になると酵素反応が鈍ってしまい、そうなると免疫力も代謝も落ち
て、さらに精神活動にまで影響が出てきます。要するに、体の冷えは、
すべての病気の原因になる、ということだそうです。
●体が温まるとこんなにいいことが。
体が温まると、血液の循環がよくなるので免疫力が高まります。免疫力
が高まると、白血球に含まれるリンパ球が一番ふさわしい数になります。
体を温めることは健康や若さにとって、とても重要だというのがわかりま
す。
●自分でできる冷え対策は
1.食生活の改善。
2.カラダを動かして、血行をよくすること。
3.お風呂でカラダを温める。
4.睡眠を十分とりましょう。
5.「首」や筋肉の多い部分をを温める。
と言われています。
●体を温めたいなら「首」を温めよう
女性を悩ませるのが“冷え”。解消するには”。解消するには「首・手首
足首」を温めるといいといわれています。
ここには、冷えを改善するといわれるツボが集まっているので、冷やさ
ないように心がけることが大切です。ツボを刺激したり、温めると血液
の循環をよくすることが大切です。
冷えの対策として、靴下の重ね履きや腹巻を使って、足首や筋肉の多
い部分を温めることも大事です。首についても気をつけて頂きたいので
す。