渋柿から柿渋を 初めて作ってみました。
うきは市の雑貨店「テカラ」さんの庭には渋柿の木があります。
テカラ
8月の終わりに、今回 テカラの美香さんと、2人ワークショップ。
柿渋を作ってみることにしました。
テニスボールより小さい約5センチほどの渋柿を
大きなザルに山盛りにちぎりました。
お天気がいいので、庭に座り込んで、作業開始。
渋柿のヘタをとり、ある程度の大きさに包丁で切る。
細かく切ったものを 袋の中へ
美香さんも袋に入れて、金づちでトントン
渋柿を潰していく。
私は大きなハンマーで潰していきますが、なかなかつぶれません。
庭に座り込んで、渋柿を切って、金づちでトントン。
単純なリズムが心地よい。
8月も終わりになると、晴れているけど、風が心地よい。
以外に時間がかかるので、ここで本日の2人ワークショップは終了。
漬物樽の中に 黒のビニールの入れて、潰した柿を入れて持ち帰りました。
まだまだ加工する渋柿が山盛りあります。
続きは KONOITOに帰ってから。
金づちで潰していくのは時間がかかるので、仕事の合間にミキサーで粉砕。
渋柿を包丁で、ある程度に切って、ミキサーにかけるを繰り返しました。
金づちでたたいた柿とミキサーで粉砕した柿を一緒に混ぜる。
涼しい小屋に漬物樽の蓋をしめて 保存。
渋柿を包丁で切ると、包丁やまな板、手袋も渋い紫に
渋柿に含まれるタンニンの影響かな。
6日後 柿渋の仕込んでいる樽の蓋をとると 表面にカビが。
カビの上を少し取ると 仕込んだ時のままの黄緑がかった薄い黄色の柿渋が。
柿渋をガーゼに入れて しっかり絞る。
淡いベージュ色の汁が ガーゼから滴り落ちる。
柿渋の汁を 瓶に入れて保存。
蓋をきちんと締めると、発酵が進みと爆発する可能性があるので、蓋を置く感じで。
1.5Lぐらいの量が取れました。
絞った渋柿はまた樽に入れて、少し水を入れて、蓋をして保存。
また1週間後に 布で絞って、2番柿渋を保存。
2番汁(左)はちょっと薄いかな?
また絞った渋柿に 樽に入れて 少し水を入れて、ふたをして保存。
3番汁を絞りましたが、かなり薄い。
これで終了にします。
酒瓶に保存した方がいいので、酒屋さんのもらいに行きましたが、
もらって来るのを忘れました。
またもらいに行き、酒瓶に保存します。
柿渋はこのまま1年間は寝かせます。
絞った布はベイジュの色の布。
絞って、洗って、干してを3回ほど繰り返しました。
絞った部分はほんのり茶色に代わっていました。
来年は 実験的に 青い摘果した甘柿で柿渋を作ってみようと思っています。